Chuwi MiniBook X (N100版) 着弾


さてこちらでこんな殊勝なことを言っていた筆者、4月に3年ぶりの海外出張に行ったあたりからまたしてもUMPC欲がうずうず。
さらに夏休みに家族と旅行に行った際に、GPD Pocketだけでは「こりゃあかん」となり、またしてもAli Express、GPD、One-netbookのサイトを徘徊。
中国White Brand PC OEMのGPDやOne-netbookはポータブルゲーミングPCにシフトしてしまい、UMPC熱はだいぶ下がってしまったようだ。
One-netbookOneMix 5の発表はあったものの、いつ出てくるか分からない状態。

そんな中、Chuwi(驰为)がなかなか飛ばしている。
この会社、ネーミングがなかなか香ばしいのだが、やっているのは安価なMTK、中国製SOCを使ったタブレットや、AtomPentiumなどインテルのローエンドCPUを使ったノートPCを製品化していて、けっこう地道(地味)だ。
そのChuwiが2021年から始めたのが10"のいわゆるサブノートPC、Minibook Xだ。
一発目はJasper Lakeに自社のタブレットの目玉つきディスプレイをそのまま流用して投入。
2022年は目玉付きディスプレイをもうちょっと安いディスプレイに交換。
そして2023年モデルはCPUを"Pコアなし"Alder LakeことN100に交換したものだ。
ようやく配達されたので、いろいろろ見てみよう。

いつも通りの充電。


ヒンジ側のJEITAのセンターハイの充電プラグのマークのついている方は、USB-C PDに対応していない。
USB-C PD対応充電器をつなぐとご覧の通り。

付属の充電器はChuwi専用で、つなぐといきなり12Vがどっかーん、と出る仕様なので、間違っても5VクラスのUSB-C機器を充電してはならない、運が悪ければ火事だ。
(20231120追記)
ヒンジ側のUSB-CポートがUSB PD対応していないは誤り、詳しくははこちらを参照のこと。

ヒンジから遠い方のUSB-CはUSB-C PD対応。
ご覧の通り12V/3Aで充電している。

(20230927訂正)
5chの投稿内容を見て、再度USB-Cの検証をしてみた。
USB3の方はどちらのポートも3.2Gbpsほど出ていたので、少なくとも3.0対応のようだ(USB3.2対応のM.2接続SSD)。
またUSB-C DP Altモードもどちらのポートでも対応しているので、どちらからも外付けモニタを接続できる。
DP MSTは検証環境がないのだが、少なくとも2つの外部モニターに同時に表示できるかもしれない(後日確認予定)。