F(x)tec Pro1 再導入

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ほぼ一年ぶりの再導入である。

堪え難きを堪え、忍び難きを忍び、泣く泣く"Blackberry Key2かわいいよBlackberry Key2"とお別れしたのが、もう一年近く前。
勤務先のセキュリティポリシーの更新で、Android Work Profileに対応できない、Andorid 8から更新できないBlackberry Keyシリーズはお払い箱になってしまったのだ。
その置き換えとして導入したUnihertz Titan君は、あまりの重さ・デカさのためにあっという間にebayでぽい。
その後はQWERTYキーボードはついていないものの、最新のAndroidを限りなく素に近い状態で提供してくれるNokia 5.3/5.4でお茶を濁していた。
然るに、(仮想キーボードではダメダメな筆者の)入力の遅さおよび入力間違えの多さに、ついに「こりゃあかん」になった。


Android 9以上のOSを適用し、そこそこな大きさ・重さのものとなると、F(x)tec Pro1しかない。
プラネットコンピュータのGemini PDAやCosmo Communicatorという選択肢もあるのだが、どこかに置かないとまともにタイプできない、というのは致命的だ。
そこでF(x)tec Pro1を、Blackberry Key2をお払い箱にした2020年9月には発注した。
年末までに届けばいいか、ぐらいのつもりでいたのだが、F(x)tec Pro1がいかにだめぽプロジェクトかはこちらでも触れたが、今回もやってくれた。
注文から半年たった2021年3月になり、「すんません、半導体不足の昨今、Qualcommから十分な供給を受けられないから、SOCをダウングレードした上で、納期はとりあえず半年先ね」。
もうね、なんだかね、どうでもいいわ。
速攻オーダーキャンセル。
そしてkonozama.jpを見てみると、何故か在庫が即納である。
速攻発注、速攻配達、さすが日本。
この夏に帰省する予定であったので、そこで換装する予定をしていて、この度ようやくメインの電話を置き換え。


もう本当に悪いところを見ればきりがない。
やれ、

  • キーボードを開いた向きで持つと幅が広すぎて、親指では中央付近のキーに届かない
  • "a"付近にある記号が邪魔、激しい打ち間違い
  • 額縁レスディスプレイ用無し、むしろ誤検知多くてわざわざ追加app入れて無効化
  • Gboard推奨なわりに、変換候補が入力位置にかぶって無茶苦茶見にくい

もうタヒんでいいです。


なのだが、どうしようもない。
いまやこれが「そこそこの大きさ」「そこそこの重さ」「Android 9以降のOS対応」で「QWERTYキーボードがそこそこ使える」の唯一の機種なのだ。
激しく入力スピードは落ちているし、未だ打ち間違えも多いのだが、仮想キーボードよりは数億倍ましだ。
しばらく我慢我慢(いつまで?)