FX(次期支援戦闘機導入計画)

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年初にこんなことを書いているのも、相も変わらずモバイルPCの在り方を考えているからだ。
10年以上も前に書いた、そもそも30年近く前に思った「B5サイズで、十分な画面サイズ、重量1kg以下で、バッテリーは最低2時間は持つこと」を未だに希求している。
その間にノートPCも劇的に進化したし、PCの使い方自身も大きく変化した。
初めてノートPCを所有したいと思った頃は、所有欲が大きく、用途はいわゆるパソコン通信であった。
今ではパソコン通信の延長になるウェブアクセスはもちろんのこと、出先でコーディングや大規模なコンパイルまでこなす様になっている。


そんな筆者にとって、MacBook Proは主力戦闘機だ。
重さは1.3kg、大きさはA4強で上記の要求仕様には合致しないが、mac OSが出先で使える、夢のような環境だ。
しかもWindowsも使用できる、各種プログラミングをこなす十分なCPUパワー、万能だ。
しかし、そうなるともう少し小回りの利く、要求仕様に合致するものが欲しくなる。
残念ながらSurface Proはそれには合致しなかった。
薄さ、大きさ、それでいて十分なCPUパワーは素晴らしかったが、自立できないフォームファクターは如何ともし難かった。
最近はやりのUMPCはどうだろうか?
可搬性は素晴らしいし、所有欲も大きく満足させてくれたが、あまりにも生産性が落ちてしまった、やはり特殊配列キーボードでのコーディングはやりにくい。


そこでFX(次期支援戦闘機導入計画)として、こんなものを購入してみた。

画面は10.1"、解像度は1920x1200。
重量はほぼ1kg。
262x162mmでほぼB5サイズ。
大きくなったことで十分なキーボードスペースも取れる、特殊配列とはおさらばだ。
以前にASUSがTransBook T100 Chiという、8.9"のタブレットBluetoothキーボードを組み合わせた製品を出していた。
大きさは極めて良かったが、非力なBaytrailに2GBのメモリー、64GBのストレージではWindows 10にはどうしようもなかった。
このFXは6GBのメモリーに128Gのストレージ、欲を言えばメモリー8GBがよかったがどうにかなるだろう。
CPUはAtomだが、この世代(14nm、Goldmount+コア)のAtomは十分なパフォーマンスがあることは分かっている。
試しにVerilogコンパイルをしてみるが、ほかのノートPCと比べて遜色ない。
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しかもこれでお値段3万ぽっきり。
しばらくFXとして評価をしてみる。