Raspberry Piいろいろ設定

Raspberry PiのOSのイメージング

ここから、筆者は母艦がWindowsなのでWindows版をダウソして使用。
www.raspberrypi.com
OSは32bit、ストレージはSDカードを母艦に挿しておけば勝手に認識される。
デフォルトユーザだけは設定しておくと吉(piとかいうadmin権限アカウントが設定されずにすむ)。

終わったらラズパイに挿して電源を入れれば起動する。

とりあえずGUIをぬっころす

ターミナルを起動して

sudo raspi-config

で"System Options" -> "S5 Boot / Auto Login"で"B1 Console"を選択、あとは最上階層まで戻って"Finish"を選んで再起動。
GUIを使いたいときは、コンソールから

startx

と叩けばよろしい。

raspi-configのメニュー構成は世代ごとに変わるようなので、臨機応変に対応をお願いしたく。

SSHの設定

昔でいえば"telnet"、もしくは"rlogin"。

sudo raspi-config

で"Interface Options" -> "I2 SSH"で"Yes"とすればよい。
このままraspi-configを抜ければ設定されるはずだが、うまくいかない場合には

sudo /etc/init.d/ssh restart

と唱えてssh serviceを再起動すればよい。

あとは母艦にイーサネットケーブルで接続して、PowerShellから

ssh (ラズパイのユーザ名)@(ラズパイのホスト名)

で最初の画像のように接続されるはず。
PowerShellが"ssh"でエラーが出た場合には、母艦側にOpenSSHがインストールされていない可能性があるので、これを実行。
learn.microsoft.com


うまくいかない場合は、
1)ラズパイのイーサネットポートのIPアドレスの確認、ラズパイ側で

ifconfig

と叩いてIPv4のアドレスを確認したら、

2)母艦からラズパイのIPアドレスpingを打つ
pingが通ればラズパイ側とTCP IP接続ができている、ダメなら物理ケーブル接続なり、母艦側のイーサネットポートなりを疑うべし。

3)ホスト名を使わずにIPを直に叩く、SSH

ssh (ラズパイのユーザ名)@(ラズパイのIPv4)

でやってみる、DNSが解消できていないことがあるかもしれない(ラズパイ再起動してみ)。


3)ラズパイのホスト名の確認、ラズパイ側で、

hostname

でホスト名が確認できる。


なお同じWiFiアクセスポイントにラズパイを接続すれば、イーサネットケーブルなど要らない。

米国の住宅で水漏れした天井を直す - 後編


さて翌週になりました(料理番組並み、りゅうりのお兄さんりょうじもびっくり)。
とっととやっちまおう。

次の作業はほこりがひどいので、先ずは養生。
知り合いには写真を見て、「シャワー?」「おー、ついに自宅にサウナ」みんな容赦ない。
作業をする範囲より一回り広いぐらいのところを塗装用のビニールフィルムで天井から床まで完全に塞ぐ。

すんだば削る。
ちょうどよいサイズぐらいの角材に紙やすりを巻いて、大きい番手(60-80)でまずがーっと削る。
おそらくどこのご家庭にもサンダーぐらいあると思うので、サンダーでやれば楽。
そしたら次に200-300番ぐらいで平らにしていく、これは手作業で軽く軽く、削りすぎないように気を付ける。
ちょっとドライウォールテープが出だしているが、これくらいなら大丈夫、プライマーで平坦になる。
どうしても「あ、ちょっとここは削りすぎちゃった」というときだけ、再度パテ塗り -> 乾燥 -> やすり掛け。


次はテクスチャーを塗装。
まずやすり掛けの埃をきれいに水拭きして、10分ほど乾燥。
DIYショップにテクスチャースプレーというのがあるので、これを説明書をよく読んで吹き付ける。
一度外で新聞紙か何かに吹き付けて練習しておくと吉。
そのあと乾燥する前にスクレイパーで軽くならして、周りの塗装と高さを合わせる。
(筆者はこれを後で読んだのでやり損ねた、なのでちゃんと説明書を読もうね!)


あとは簡単。
プライマーを塗って、本塗装。
プライマーは塗ったら一日乾燥させて、翌日に本塗装をするとよい。
プライマー、本塗装ともローラーで塗る。
建物の角などどうしてもローラーが入らない部分だけ刷毛塗りでよろしく。

米国の住宅で水漏れした天井を直す - 前編

米国ではスマホでも何でもDIY (Do It Yourself) だ、DIYできないとたとえ大会社でも逮捕しちゃうぞ
しかしてそれなりの理由がある。

  • そもそも田舎で修理業者なんかいない
  • いても修理業者に連絡がつかない、来ない
  • やっと来てくれてやってくれたが、修理代が法外

などなど。
日本に住んでいると信じられないかもしれないが、日本も含む東アジアのサービスの質は別天地、上のような米国でさえ欧州に比べたらまだまだましだ。

さてそんな国で天井から水漏れしたらどうしたらよいのだろうか?
借家なら家主か管理会社に連絡すれば直してもらえるが、持ち家の場合には自分でどうにかするしかない。
上の通り - 自分で直すしかないのだ。


然して今回の水漏れはひどかった、水漏れの量ではなく、原因がだ。
筆者の家は築20年ちょっとで米国ではまだまだ新しい方だ。
そこに突然自宅オフィスの天井から水がピタピタ漏れてきた、嫁が悲鳴を上げる。

水漏れがあったらまず水漏れ元を特定して、水漏れを止めなくてはならない。
濡れていればカッターなどで簡単に切れるので、まずは天井に穴をあける。
しげしげ見るとそこにはネジが刺さったシャワーの排水管があった。
つまり、天井をシャワー排水管にネジ止めしてあったのだ。
・・・
20年前にやった業者を連れてきて、正座させて2時間たっぷり説教したいところだ。
ちなみにこの時には件のシャワーのリホームを予定していて、後日リホーム業者がこれを見て失笑していた、こっちは笑えない。
この水漏れはまずシール材で塞いで、後日そのリホーム業者が排管を丸ごと交換してくれて修理完了。

つぎにドライウォールの水漏れを完全に乾燥させる必要がある。
これは何も難しくなく、穴をあけたら1-2週間放っておけばよい。
我が家の場合にはこのリホームが3か月ほどかかり、その間穴を放ったままにしてあったので、十分乾燥した。


さあいよいよ修理だ。
まずダメージがある部分のドライウォールを全て切ってしまう。
水を吸った部分のドライウォールのうち、乾燥しても膨らんでしまっている部分はもうだめなので切ってしまうのだ。
時間をかければカッターでも切れるが、どこのご家庭にもグラインダーカッターの一台くらいはあるだろう。
せっかく直してもらった排管を傷つけないように気を付けながら切って、バリはやすりで落とす。

今回は150x150mm2弱の開口になったので、裏板を当ててドライウォールをつぎ当てする。
裏板はある程度の厚みのある板なら何でもよい。
開口より少し大きめに切って、まずこの裏板をドライウォールにネジ止め。
そして開口より少し小さめに切ったドライウォールを嵌めて、さらにネジ止め。
どこのご家庭にも電動ドリルぐらいはあるだろうから、まずネジよりも小さめのバカ穴を開けて、次にネジ止めすればよい。
ネジは皿ネジの木ネジ(米国だとFlat Head Screw)で留める。
金属ではないので、タップネジを使う必要はない。

次に平坦にするパテを塗る範囲の周囲の塗装を剥がす。
これはカッターとスクレイパーで気長にがりがりやっていく。
多少深めに剥がれても気にしない、あとでパテで平坦にできる。

次にドライウォールの継ぎ目にドライウォールテープを貼る。
これは後で塗るパテが継ぎ目に入って行って永遠に継ぎ目が塞がらないのを防ぐためだ。

したんばパテ塗り。
平坦よりは若干盛り上がるくらいに塗る、けちけちすんな。
けちると継いだところはでこぼこになってしまうので、むしろ凸面にして後で削るのだ。

ここまでで第一日目は終了、パテが完全に乾くまで一週間ほど待つ。

ガジェットリスト更新 - QWERTYデバイスの終焉(2023年版)

昨年末からいろいろとデバイスを入れ替え、バックアップとして購入してあった物も含めていろいろと処分した。

  • Chuwi MiniBook X


サブノートPCと呼んでよい、なかなかよいデバイスであった。
しかしポストCOVID-19の世の中、なかなかこいつを持ってお出かけしてニヤニヤできる機会がない。
もう少しお出かけが増えるまでは初代GPD Pocketで頑張ってもらうことにして、こいつは処分した。

  • Planet Computers Astro Slide 5G


こいつをbackしたのは、今を去ること3年前、2020年の5月だった。
そしてこのプロジェクトは過去最大の火だるまになった。
まずSOC不足でCPUがダウングレード(MTK Dimensity 1000 -> Dimensity 800)。
次にCOVID-19の影響で当初の2021年3月出荷予定が2022年春までずれ込み。
しかもなかなか出荷が進まず、2022年の9月になって「ODMの工場が潰れた」とゲロ。
その後月産500台ほどで徐々に出荷され、筆者の手元に届いたのは2022年12月だった。

しかもUKからのお客様がAstroを見せびらかしてくれたおかげで、2022年の夏には「これはデカすぎる、重すぎる、アカン」というのが分かってしまった。
届き次第速攻でebayで叩き売った。

  • F(x)tec Pro1 X

現地回線をAndroidで運用することをあきらめて、iPhoneに戻すことにした。
今のAndroidは残念なことに「高機能でお値段は高く、クソカスタマイズアプリてんこもり」か「ほとんど素のAndroidだが安かろう悪かろう」しかない。
唯一の例外だったNokiaも最近はソフトの質がぼろぼろで、appの互換性が極めて悪い。
久しぶりにiPhoneに戻したが、「こんなに使いやすいんだ」「こんなにちゃんとAppが動作するんだ」と思うことしきり。
ソフトの動作検証は売れているモデルからやるんだなと痛感した。

現地回線で使わないことを考えると、途端に2代目の選択肢は広がる。
とりあえず今どうにか使えるAndroid QWERTY端末であるF(x)tec Pro1 Xを手当した。
F(x)tec Pro1系もなかなか配達されないことで有名だが、果たしてどうやって?
なぜかExpansysでは即日購入ができたから。
ほとんど使わず鞄の肥やしになっているので、さぁこいつもいつまで手元にあることやら。

  • iPhone 13 Pro (現地回線)
  • F(x)tec Pro1 X (日本回線)
  • EOS Rp
  • Cube PC(Ryzen 7 5800X)
  • MacBook Pro 13" 16-2(Mid 2020 A2251, Core i5 1038NG7)
  • Boox Tab Ultra
  • Garmin Venu 2
  • Bose Quiet Comfort 35

テープやシールのノリを取る方法(ハードウッドの床、金属、プラスチックなど)

以下の方法は壁、床などにシミが残る可能性もあります。"自己責任"、"「転んでも一人で起きる」"の意味がわからない方は、以下の記載の事柄は適用しないように、お願いいたします。
いつも通り免責条項を書いておく。


現在我が家はリモデルの真っ最中。
業者さんが床や壁などに養生を貼って、作業中に傷がつかない、土足で出入りしても大丈夫なようにしてくれている。
その業者さんが、都合で1か月ほどお休みすることになり、年末に養生を外してくれた。
ガムテープに近い接着力の強いテープでとめてあったのだが、剥がしたあとにノリがびっちり床に残った。
スクレイパーでこすり取ってくれたのだが、べたべた張り付くくらい、びっちり床に残った。

さて、こんなときどうしたらいいの、助けてドラえもーん!

日本だと「小林製薬のテープ剥がし、これだけ」とかありそうだが、なんでも武骨なwe the people of the United States、そんなものはない。
そうするとアセトンやベンジンIPAなどの有機溶剤のお世話になるのがよさそうだが、色が抜けるんだよねぇ。
いろいろと検索すると、こちら版のKURE556、WD-40を掛けるとよいと。
え、つまり油でよいと。
いろいろと検索を続けると、植物性の油を浸透させると、接着剤が溶けてきれいに取れるとある。
つまり、キャノーラサラダ油だ。


さっそく天ぷら用の油をたらし、上からキッチンペーパで抑えて浸透しやすくして20分ほど放置。
ペーパを取って別のペーパでふき取ると、あらやだかなりとれるじゃない。
紙自身がべたべたなノリを引っ付けてくれるし、また軽いサンドペーパとしても作用してくれる。
ほとんどのところが1度できれいに、しつこいところだけ2回やったが、まぁきれいに取れました。
後はいわゆるキッチンワイプ(日本でいうところの、キッチン周りのクイックルワイパー、商品名クロロックス)で油をふき取る。
ノリはきれいにとれ、しかも表面はキャノーラサラダ油のおかげでワックスを掛けたようにピカピカ!

この方法、金属やプラスチック、我が家のようなラミネートのハードウッドなら問題なく適用できる。
大概の塗装なら植物油程度では解けないので、塗装してある木材や壁もこれでいける。
油が浸みる木材では油が浸透して変色することもあるので、小さな部位で一度試してシミが残らないか確認してから作業するとよい。

代替手段として「加熱して硬化させて取る」というのもあるようだが、これは次回チャレンジしてみよう。

ガジェットリスト更新


2年ぶりにGarminを買い替えた。
特に悪くなったところがあるわけではないが、腕時計は趣向品なのでたまに変えるのは悪くないだろう - 嘘です、そんな余裕はありません、会社の健康増進プログラムで健康用品として購入してもらいました(以上前回と全く同じ)。

これでGarminは4本目である(225 -> 235 -> 245 -> Venu 2)。
またしても脈波計の誤動作。
どうも購入してから時間が経ってくると、誤動作して全然低い値を示したり、突然脈拍が上がったりということを起こす。
おおよそ再起動(一度電源を切って、もう一度電源を入れなおす、パワーサイクルだ)をすると元に戻るのだが、なんだかな。

今回は動機がもう一つある。
昨年までどうにかスマートウォッチ(大笑)を使っていたのだが、いろいろと互換性が悪くなる一方なのでついに諦めたのだ。
それ以降、Garminを普段使いの腕時計として使い始めたのだが、見た目がどうにも悪い。
どんなに壊れにくさが要求されても、腕時計でプラスチックケースはないでしょう、ないでしょう。
チープ&ライト、でなくてチープ&チープなのだ。
Garminにももちろん金属ケースはあるのだが、それはそれなりのお値段。
このVenuはプラスチック&ステンレスのハイブリッドケースに、表面は強化ガラスなのでもう少し見た目が良い、ということでお買い上げ。


さてGarminも最近はスマート(大爆笑)だ。
初期のように、説明書もない、でも直感的に設定もできない、というのはない。
その代わりスマホ(笑)必須で、スマホにappをインストールしてそちらから初期設定をしていく。
すでにGarminを所有して使っていたので、前の機種の設定がそのままVenu 2にも反映される、これは便利だ。

困ったのはスマートすぎること。
ボタンは2つだけ。
はて、どうやって現在のテレメトリーを見るの?画面を上にスライドさせる。
どうやって戻すの?上か下の最後まで行って、さらにスライドさせるともとに戻る。
いろいろ設定は?Bボタンを長押し(これがわからなかった)。
いろいろアプリは?Aボタンを長押し(これもわからなかった)。
キャンセル/一個戻るは?Bボタン(これもわからなかった)。
フェイスの交換は?ふつうはタッチを長押しだよね?(設定からWatch Faceを選択、これもわからなかった)。
Forerunner 245は4つボタンで、どれか押せばどうにかなって、どうにもならないのは電源オフ(左上を長押しで、アプリメニューから)だけだったのが、今回は・・・
GarminのUI/UXデザイナはきっと全身筋肉でできてるんだよ、きっと。