黒船来航 - Onyx Tab Ultraを購入



著作権保護のため、マンガの画像にはモザイクがかけてあります)

寝付くまでにちょっとしたものを読みたい。
本が好きな方なら本一択なのだろうが、筆者が読む本はごつい技術書が多く、とても横になりながらは読めない。
ということで、自炊をしてタブレットで読むのが一番だ。
タブレットなら電子書籍のappを入れてネットの本も読める、自炊本も読める、ウィキやネットの記事、5chmateもある。
タブレットならアラーム時計もついているので、目覚ましにもなる。
ということで、7-8"のタブレットが流行りだした頃から、「寝床タブレット」なるものを寝床に引き込んで、睡眠導入剤として重宝していたのだ。


ここ数年の問題は目の老化、つまり老眼だ。
小さいスマホはもちろん、7-8"のタブレットでも自炊本の画像の文字は小さくて、読むのに難儀になってきた。
ゆえに、ここ2-3年は10"、11"とどんどん画面も大きくなった。
画面が大きくなると、タブレットはちょっとした照明ぐらいになる。
今度は明るくて寝つきが悪くなった。


さて世の中には"Ebook"と呼ばれる電子書籍を読む専用端末が存在する。
amazonKindle Readerが最も有名だが、Einkと呼ばれるデバイスが使われている。
かいつまんで言うと、電子泳導という顔料を分散させた小さい粒が中に入っていて、負電圧をかけると黒の顔料が上がっていて黒く見え、正電圧をかけると白の顔料が上がってきて白く見えるのだ。
反射率が紙なみ(新聞紙の拡散反射率は10%ほどで、同程度)なので、よほど暗くない限りは環境光で十分に像が認識できる。
どうしても、ということで最近のものは表面に照明をつけて(フロントライトと呼ぶ)、その光で真っ暗なところでも像が認識出るようになっている。


こいつを使ったAndroidタブレットなどという、ご愁傷様クラスなデバイスを作っているメーカがある、中国のOnyxだ。
実は過去にこのメーカの製品を何台か購入したことがあるだが

  • microSDに対応しないので、収納できる電子書籍の量が少ない(USBスティックを挿せばOTGで読めるのだが、邪魔
  • 電源制御がシビアなのか、スリープさせるとシャットダウンになってしまい、アラーム時計が機能しない

という2つの問題があって、その度に諦めて売っぱらっていたのだ。


このOnyxがAndroid 11にQualcomm SOCで作ってきたのがTab Ultraなのである。
初の外部ストレージ対応で、micro SD 256GBにありったけの本をつけてもany time ready。
電源はスリープでシャットダウンするかどうかが選択できるようになり、無事にアラーム時計も機能する。
Play Storeフル対応なので、いつものあれやこれやもいくらでも入る。
筆者は自炊本ビュワーとしてPerfect Viewer、それにWikipediaとchmateがインストールしてある。

使い心地は控えめに言って最高!