MacBook Pro 13" Mid 2017にBoot CampでWindows 10を導入

(20200503改訂版)
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"自己責任"、"「転んでも一人で起きる」"の意味がわからない方は、以下の記載の事柄は適用しないように、お願いいたします。
例によって免責条項を書いておく。


さて、Macを買ったらBoot CampだろうJK - またしても既視感。
こちらもMac部分は素晴らしかった。
まずWindows 10のisoイメージを準備する、今回はいわゆる1909のProを使用した。
これをMacにコピーする。
Bootcampアシスタントを起動する。
すると勝手にISOイメージを見つけやがる。
Windows側に割り当てるストレージのサイズを決める。
おしまい。


あとはMacWindows用のファイルシステムを作り、さらにその中にWindowsインストール用の仮想ドライブを作る。
もう以前のように、右側のUSBにSuper Driveを付け左側にメモリを挿してとか、これ以外はbad endとかなし。
Bootcampアシスタントが終わると、この仮想ドライブから起動し、Windowsのイメージをリカバリエリアも込みで作成する。
Windowsインストーラは普通のPCと同様。


ただここからがちょっと引っかかった。
Windowsのインストールが終わり、ユーザ設定が始まった段階ではWindows用のドライバが全く入っていないのだ。
グラフィクス、オーディオ、ネットワークなど何も入っていない。
キーボードとトラックパッドがかろうじて使える状態だ。
最近のWindowsの初期設定では、day 0更新やMicrosoftアカウントの設定などがあるので、これではできない。
あわてない、あわてない、こんな時のための日ごろのガジェット活動。
筆者は幸いイーサーネットアダプター付きのUSB-Cハブを所有している。
これでネットにつないで・・・しめしめ、day 0更新を始めて、Microsoftアカウントの設定もできたぞ。
これが終わると、Bootcampドライバーが入って、再起動してと・・・あれ?オーディオドライバーが入らない。
Cirrusのサイトのドライバーなども入れたが、全く音が鳴らない。


種を明かすとday 0更新で入ってくるドライバがCirrusのオーディオCODEDCと競合してしまうようだ。
答えは、ブートキャンプ完了までネットワークに接続しないことだ。
そうすれば、ブートキャンプ用のドライバが先に入り、おかしなことにはならない。
つまりネットワークに接続せず、一時的なローカルアカウントを作ってブートキャンプを終わらせ、後で"設定" -> "アカウント"から"Microsoft アカウントでのサインインに切り替える"を選択すればよい。
この切り替え作業、時々できないことがあるので、その場合は数日待ってやるのが吉。
それと一時アカウントの名前をうまく選べば、C:\user\(自分のログインフォルダー)名が、最初からMicrosoft アカウントで設定したものと同じくできる。


さすればWindowsのday 0アップデートも入れて、一時間ほどですべてが終わる。
筆者は手慣れているので、上記の問題回避がわかるまで、数回こなした、4-5時間かかったよ、orz...
残りは、自分の環境構築で、これはどのPCでも同じだ。
おおよそ1時間ほどでFirefox7-zip、notepad++、Adobe Acrobat Reader、VS CodeMinGW、Git for Windows、そしてQuartus Primeをインストールした。


唯一失敗したのは、Windows用のストレージサイズの割り付け。
最初は80GBを割り当てたのだが、上記のインストール用の仮想ドライブを作るために10GBほど喰われたので、いろいろ入れた後の残りが20GB。
これでは心もとないので、すべてをやり直し、100GBに変更した。
これも含め、正味4回boot campのドライブを作り直したが、まぁOK?