MacBook Air 11" Mid 2013のBoot Camp(20130911改定版)

(前書き on 20130911)
このところのアクセスログを見てみると"macboook air 2013 bootcamp"という検索キーワードが極めて多い。
世の皆様もHaswell Macbook air 2013 Midのbootcampでお困りのようだ。
もともとこのブログは筆者本人の備忘録なので、どのエントリーもメモ書き程度であまり詳しく書いていない。
しかし情けは人の為ならずなので、もう少し補筆することにした。
(前書きここまで)


さてHaswell MacBook Airを購入したからには、Windows 7を入れてべかべかのコーディングマシンにせねばなるまい。
ということで、Boot Camp
最近はWindows サポートソフトウェアというのが正しいらしい。
果たして、こちらこちらなど、いろいろと問題を起こしているらしい。
かく言う筆者も、一筋縄ではいかなかった。
ので、例によってメモ。
使用したWindows 7は無印64bit Professionalである。

(間違った方法1、おそらくほとんどの人がこの方法を最初にやるであろう)USB DVDドライブから直接導入

以前はこの方法+USBメモリBoot Campが問題なくできた(MacBook Air 11" Mid 2012、IvyBridge)のだが、MacBook Air Haswellではこのまま進むとBad Endである。
Bootcampがスタートしないからといって、物知り顔で"option"キーを押しながらMacを起動し、Windows 7インストールDVDの入ったSuperDriveから起動するなどという凝った芸当は間違ってもしてはならない、不幸の始まりである。
パーティションの作成、Windowsイメージのコピーなどは順調に進むのだが、インストール途中に"コンピューター名を入力してください"のところで、キーボード・トラックパットが使えず、全く入力ができなくなる。
外部USB入力機器を接続しても入力はできない。

(間違った方法2、おそらく上記のアップルサポートの記事を読んだ人がこれにトライし、そしてちょっと頑張れる人があがいて更にハマる)USB DVDドライブとWindows サポートソフトウェアの入ったUSBメモリを使用してインストー

  • Apple USB SuperDriveMacBook Airの向かって"右側"のUSBポートに接続する
  • Windows7のインストールDVDをSuperDriveに放り込む
  • FATフォーマットのUSBメモリを"左側"のUSBポートに接続する
  • Macで"アプリケーション"->"ユーティリティー"->"Boot Campアシスタント"を開く
  • 3つあるオプションのうち、真ん中の"最新のWindowsサポートソフトウェアをAppleからダウンロード"を選択する

これはなんと、http://http://support.apple.com/kb/TS4599?viewlocale=ja_JPに書かれているのにも関わらず、Bad Endになる。
なんと恐ろしい。
これを実行すると、そもそもインストール前の導入するボリュームの選択でハマる。
作ったパーティションをフォーマットしようが何をしようが、先に進めない。


さて、正解である

(正解)Boot Camp アシスタントを使って、Windows 7のインストールDVD isoイメージを元に、Windows サポートソフトウェアも入ったUSBメモリを作成し、それを使用してWindows 7をインストー

  • こちらの方法を参考に、SuperDriveを使ってWindows 7インストールDVDのisoイメージを作成する
  • 8GB以上のUSBメモリーを準備し、USBポートに接続する
  • Macで"アプリケーション"->"ユーティリティー"->"Boot Campアシスタント"を開く
  • 3つあるオプションのうち、上の"Windows 7またはそれ以降のバージョンのインストールディスクを作成"を選択する

後は指示に従えば、まんまとBoot campが完了するのだ。
つまり、"以前はうまくいきました"な方法を適用せず、Boot Camp アシスタントの指示通りやってください、ということなのである、さすがApple帝国謹製。


(20150901 追記)
Windows 10の導入方法に関してはこちら