GPD Pocketのホールセンサーをぬっころしたのに、スリープさせて蓋を閉じると勝手に復帰してしまい、がんがんバッテリーを食ってお困りの貴兄に

MSFTがアホやから、大事な設定をWindows Updateの度にどんどん隠す。

  • regeditを開き、"HKEY_LOCAL_MACHINE\SYSTEM\CurrentControlSet\Control\Power\PowerSettings\4f971e89-eebd-4455-a8de-9e59040e7347\99ff10e7-23b1-4c07-a9d1-5c3206d741b4"の"Attribute"を2に変更する
  • 再起動
  • "コントロールパネル" -> "電源の管理" -> "プラン設定の編集"を開き、"詳細な電源設定の変更"を選択
  • "電源ボタンとカバー"の下に、"カバーを開いたとくのアクション"が現れるので、どちらも"何もしない"に変更する
  • 再起動

これで蓋を開けてもスリープから出なくなるので、スリープから勝手に復帰することがなくなる。

(四訂版) GPD PokcetでWindows Subsystem for Linuxを運用する

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GPD PocketでLinux運用することを諦められない筆者。
VirtualBoxも試したのだが、eMMCが遅いせいかイマイチもっさり。
いっそUbuntuにreimageしようかと考えあぐねていた。
・・・Windows 10ならWindows Subsystem for Linux(WSL)があるじゃない!ということで、さっそく試してみた。

"コントロールパネル" -> "プログラムと機能" -> "Windowsの機能の有効化または無効化"を開く。
中に"Windows Subsystem for Linux"があるので、チェックしてOKを押す。
機能が導入された後に再起動を促されるので、従う。

  • 開発者モードを有効化

"設定" -> "更新とセキュリティ" -> "開発者向け"で"開発者モード"を有効にする。
(20180909改定)

  • Ubuntをストアからインストールする

"スタートメニュー"から、"Microsoft Store"を開き、Ubuntuをインストールする。
インストール後に"開く"を選ぶか、"スタートメニュー" -> "Ubuntu"を選択するかして、起動する。
Ubuntuのインストールとlinux用の仮想ドライブが導入される。
終わると、一度だけユーザー名とパスワードの設定が要求されるので、設定する。

(20201106 WSL2対応)
もしUbuntuのインストール中に

WslRegisterDistribution failed with error: 0x80370109

というエラーがでて先に進まなくなったら、Linuxカーネル更新パッケージをインストールする。
https://wslstorestorage.blob.core.windows.net/wslblob/wsl_update_x64.msi



こいつ動くぞ!
もう普通にlinuxが動く。
まずは、

sudo apt-get update
sudo apt-get upgrade

をしてすべてのモジュールの更新をする。
ログインディレクトリーは、ユーザディレクトリー(/home/(上記で設定したユーザ名))になっている。
Windowsのユーザフォルダーは、こちら(/mnt/c/User/(Windowsのユーザ名))。


さてこれだけでもコンソール開発なら十分だ。
でも贅沢になれてしまった人は、GUI環境が必要だろう。
Windows側にX serverを導入すれば、GUIも使用できる。

  • VcXservを導入する

ここからダウンロードして導入する。
(20201106 WSL2対応)
インストールが終わるとデスクトップに"XLaunch"という設定アプリのショーカットがあるのでこれを開いて、"Additional parameter for VcXserv"に

-ac -xkbmodel pc105 -xkblayout us

を入力して、この設定をセーブする。
以降は、セーブした設定ファイルを開くことでVcXservを起動すれば、AX105キーボードにまつわる問題は解決できる。
これをしておかないと、VcXservはWindowsの設定言語にキーボード設定を合わせてしまう様で、英語キーボードでは特殊キーが化けまくる。
(注記: これはWindowsの設定言語が日本語で、かつ日本語キーボードを使用していればいらないはずだ)
今後はUbuntuを起動したら、VcXservを起動しておく。

  • Xクライアントの設定

(20201106 WSL2対応)
viなどで~/.bashrcを開き、行末に以下を追加
(WSL)

export DISPLAY=localhost:0.0

(WSL2)

export DISPLAY=$(cat /etc/resolv.conf | grep nameserver | awk '{print $2}'):0.0

終わったら

source ~/.bashrc

して有効にする。

(20180909改定)

  • xfceをインストールする
sudo apt-get install xfce4

インストールをしたら

xfce4-session

おお!ななんとなんと、Windows 10上で普通にxfceが起動する、xtermも動く、ウゴウゴ動く!

  • linuxに必要なツールをインストールする

コンソールからでも、xfce上でxtermを開いてでもOK。

sudo apt-get build-essential
sudo apt-get libgtk2.0-dev

これでGTK+の開発もできる、バキバキの環境が出来上がった。
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帰ってきたGPD Pocket

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こちらで思い直して、再度購入したGPD Pocketがようやく到着した。
今回はAli Express(いわゆるアリババ)で注文した。
ほとんどの業者は$509以上で扱っているのだが、たまたま送料が只で$453.01で扱っている業者を見つけることができたので、そこで購入した。
ただし、只より高いものはない-配送に時間がかかったのである。
注文したのは9/27だが、トラッキングは出たもののまったく音沙汰なし。
どこのキャリアかも分からず、しらみつぶしに確認していって、ようやくFedExのSmart Postであることが分かった。
FedExの一番安い便で、国際はSAL(航空便に空きがあるときに隙間に押し込まれる)、米国内は陸送、自宅までのラストワンマイルは米国郵政公社(USPS)というやつだ。
米国に着いたのが、10/5、通関に一日、陸送で筆者の最寄の郵便局までくるのに五日、自宅の配送に一日だ。
日本で宅配便が届かない、とカリカリされている方は、米国や欧州に来られるとびっくりすると思う。
英国などは郵政公社の手にかかったら、届いただけまし、となる。
まぁ安かったのでよしとしよう。


で、物なのだが、いくつか変わった点がある。

  • パッケージの緩衝材のデザインが変わっている。一代目は箱の上に枠があるだけで、本体を入れると中で遊んでしまっていた。今回の箱はちゃんと下まである枠になっていて、本体を入れるとしっかり固定される。
  • キーの表面加工が変わった気がする。前のはもう少しつるつるしていたが、今回のものは明らかにざらつきが感じられる。
  • ホールセンサー不良です。ありがとうございます。
  • CPUクーラーのファンの音がやかましくなった。

中は後で見てみよう。

Lenovo TAB4 8 Plus購入

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ほぼ一年半ぶりのタブレットの更新である。
Xperia Z3 Tablet Compactに至るまでは、iPad miniの導入からほぼ3ヶ月から半年で買い換えていた。

  • iPad mini: Appの充実っぷりはよい、片手に余る
  • Nexus 7 2012 16GB: 良いサイズ、ようやくAndroidタブのAppも充実してきた
  • Nexus 7 2013 32GB: ディスプレイが当時最高精細(1920x1200)、しかしmicroSDなど外部ストレージをサポートせずデータ容量不足
  • しばらくWindows 8タブレットに浮気、8"サイズが見やすいことに気づいてしまう
  • ASUS Memo Pad 7: micro SD対応、しかし画面が小さい
  • Dell Venue 8 7000: 8" 2560x1600の超高精細ディスプレイ、micro SD対応、しかし重い
  • Xperia Z3 Tablet Compact 16GB: 8" 1920x1200で十分高精細、micro SD対応、軽量

一年半もXperia Z3 Tablet Compactを使ったということは、「かわいいよ」というほどでは無いにせよ、かなり"使える"タブレットだったということだ。
2012年から始まった長旅だが、ようやく到着した、というところだ。


しかし、発売から3年、いろいろと粗が出てきた。

  • ストレージ16GBは小さい: 各アプリが展開するデータがどんどん大きくなってきている、素なら16GBでもいけるのだが、常用のアプリを全ていれることはできなくなってきた
  • OSがAndroid 6止まり: 実用上ほぼ問題がないのだが、唯一OSの仕様に起因して会社のセキュリティーソフトに不具合がある

で、ここ数ヶ月物色してみつかったのが、Lenovo TAB4 8 Plusだ。
CPUはSnapdragon 625 - つまりBlackberry KEYoneかわいいよKEYoneと同じCPUなのだ。
なので、1920x1200の解像度でもヌルヌルでバッテリーは保つことは分かっていたので、購入した。
結果としては、Xperia Z3 Tablet CompacがAndroid OS 7に上がったような感じで大成功だ。
背面もガラスで若干重いものの、質感はむしろ良くなった。
画面の明るさの自動調整が若干?な感じなのが残念だが、悪いところはこれくらいだし、おそらく今後のアップデートでよくなるだろう。
しばらくこれで行こう。


Lenovoは何を考えているのか、この8"サイズに4機種を投入してきた。

  • TAB3 8: ディスプレイが1280x800、MT8161、2016年発売
  • TAB3 8 Plus: ディスプレイが1920x1200、Snapdragon 625、2017年発売
  • TAB4 8: ディスプレイが1280x800、Snapdragon 425、2017年発売
  • TAB4 8 Plus: ディスプレイが1920x1200、Snapdragon 625、2017年発売

TAB3 8は2016年発売だが、残りの3機種はどれも今年発売だ。
しかもTAB3 8 PlusとTAB4 8 Plusにいたっては、同じCPUだ。
このペンペン草も生えなくなりつつある8" タブレット市場に4機種も投入してくれるのはありがたいが、共食いが目に見える。
・・・商品企画やマーケの顔が見てみたいわ。

ガジェットリスト更新

1年半ぶりのタブレットの更新。
それと、息子に渡してあるMacBook Pro 13" 6-1とMacBook Air 11" Mid 2013を交換することにした。
MacBook Pro 13" 6-1はSSD化してあることもあり、今でも十分に使える。
持ち出し用はほぼSurface Pro 4になったので、お座敷PCはこのMacBook Proでも当座は十分である。