またしてもこの本でVerilogだ。
FPGA ボードで学ぶ組込みシステム開発入門 ?Altera編?
- 作者: 小林優
- 出版社/メーカー: 技術評論社
- 発売日: 2011/09/22
- メディア: 大型本
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何か動作するデバイスができるわけではないのだが、Verilogを書き、QsysでNios IIと一緒にモジュール化し、それをSingalTap II(FPGAに内蔵できるロジックアナライザ)で動作検証すると、なかなか面白い。
筆者の環境(Quartus II)ではSOPC Builderがサポートされていないため、すべてQsysでの作業、つまりAvalon Busはダイナミックバスのみとなる。
やり方は本に書いてある方法、およびこちらの方法に従えば、ほぼ問題なくできる。
本に書いてある通り、32bitアクセス、16bitアクセス、8bitアクセスのAPIの三通りの動作を確認してみた。
まずは32bitアクセス(IORD_32DIRECTを使用)、アドレス0x0から0x12345678を読みだしている
次に16bitアクセス(IORD_16DIRECTを使用)、アドレス0x0から0x1234を読みだしている
最後に8bitアクセス(IORD_8DIRECTを使用)、アドレス0x0から0x12を読みだしている
一見してわかるのが、本で紹介されているのとは異なる動作をしており、どの場合も2CLKで所望のデータを読みだしている。
おそらくファブリックを変えて、効率的に読み出しができるように変えたのだろう。