英語キーボードのキーマップのカスタマイズ(Windows編)

こちらでも触れたとおり、筆者はかつてのADBキーボードでの日本語入力の習慣を引きずった変なキー配置を使用している。
日本語キーボードなら

  • "無変換"キーと"全角/半角"キーを入れ替え
  • "Caps Lock"キーと左"Ctrl"キーを入れ替え

この利点は日本語<->英語入力の切り替えが左親指でできるので、英語日本語交じりの文章が爆速で打てるようになること、Controlキーを使うコピー・ペーストのショートカットが爆速になることだ。


英語キーボードを使用するようになってからは魔改造になり、こんなことになっている。
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これは以下のようにして実現している。

  • まず、通常のWindows英語キーボード同様にAXキーボード配列にして、左"ALT"キーで"全角/半角"キーが代用できるようにする。
  • HKEY_LOCAL_MACHINE\SYSTEM\CurrentControlSet\Control\Keyboard Layoutにバイナリ値"Scancode Map"を追加する
  • 追加した"Scancode Map"に以下のバイナリ列を入力する

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弊害として、左親指付近に"ALT"キーがなくなってしまう。
筆者は、ALTキーを使ったショートカットはエクセルの"ALT" -> "E" -> "S" -> "V"(テキストのみ保持で貼り付け)と、"ALT" -> "F" -> "V"(オートフィルター)ぐらいしか使わないので、この魔改造でもなんとかなっている。