英語キーボードをAX105キーボード配列にする


"自己責任"、"「転んでも一人で起きる」"の意味がわからない方は、以下の記載の事柄は適用しないように、お願いいたします。

GPD Pocketは英語キーボードだ。
英語キーボードの場合にどうしても問題になるのが、英語 <-> 日本語切り替えだ。
日本語キーボードであれば、"全角/半角"キーでこの切り替えができるのだが、そのキーそのものがないだ。
ご存知の通り、デフォは"Alt"+"~"の2キーバインドだ。
しかし、古人はいろいろな工夫をされていて、AX105キーボードなる変態キーボードがあったのだ。
これは右ALTキーを"全角/半角"キーにしたものだ。
#他にもいろいろあるのだが、ここでは割愛。
このキーボード配列にすれば、英語キーボードでも英語 <-> 日本語切り替えが一発でできる。
設定方法は以下の通り。

  • regeditを開く
  • HKEY_LOCAL_MACHINE\SYSTEM\CurrentControlSet\Services\i8042prt\Parametersを以下のように変更、もしくは追記


追記、もしくは変更が必要なのは、

[HKEY_LOCAL_MACHINE\SYSTEM\CurrentControlSet\Services\i8042prt\Parameters]
"LayerDriver JPN"="kbdax2.dll"
"OverrideKeyboardIdentifier"="AX_105KEY"
"OverrideKeyboardType"=dword:00000007
"OverrideKeyboardSubtype"=dword:00000001

の4つだ。
後はデフォルトでよい。
筆者は日本語キーボードで"変換"キーと"全角/半角"キーをスワップしていた。英語キーボードでは上の変更に加えて右Altと左Altをスワップして、左Altで英語 <-> 日本語切り替えができるようにしてある。
さらにCapsと左Ctrlのスワップと、後述のDELとBSのスワップもいれてあるので、限りなくMacの日本語キーボードに近い配列になっている。