しばらくのご無沙汰である。
別にブログ書きに飽きたわけではなく、ハム活したりYou Tuberになったりと、ガジェット以外の趣味活動に忙しかったのである。
で、だ。
米国で買える大きなもの言えばなんだろう?
いやMAGA大統領のように戦争当事国の鉱山買付けようとか、機関投資家として株や債券を買いましょうとか、いやさ島を買っちゃいましょう、とかではない。
ごくごく庶民にも手が届くものと言ったら、家とか車だろう。
はいその通り、やっちまったぜ。

2020年式、日産フェアレディZ Z34、米国名 370Z。
まぢでかいです、鼻先がどこかわかりません。
しかもオートマ大国米国でマニュアル、スティックカーですよ、旦那。
いろいろ言い訳をさせて欲しい。
娘が運転免許を取り車を取られた
米国では16歳、日本の高校1年生で運転免許が取れる。
高校3年生にもなれば、高校の駐車場を使用できて、車で通学できる、女の子をオープンカーにひけらかす、まさにビバヒル。
筆者の娘も昨年から運転練習をして(当たり前のように親が同乗して、自家用車で50時間も路上練習をする)、この春にめでたく運転免許を取得した。
その瞬間から、教習車である私が運転していた2016年式 スバル クロストレック(通称赤スバル)は娘のものになってしまった。
娘は、次の学校年度から(まだ高校2年生だが)大学で授業を取るので、車で通学する必要がある。
それ以外にも友人の家に遊びに行く、街に遊びに行くと、高校も高学年になれば車は必須だ。
ということで、自分の車を買う必要が出た。
もともと車好き
もともと車は好きです、電気自動車は嫌いです、エンジンがついていてブンブンという車が大好きです。
米国のこの状況下、事情を話すとほとんどの友人・同僚が「じゃ、テスラですね」、誰が乗るか。
さんざっぱらノーパソで「B5サイズで、十分な画面サイズ(当時は10.4" SVGAとしていた)、重量1kg以下で、バッテリーは最低2時間は持つ」と言っているように、車にもそれなりのこだわりがある。
「車重は軽い方がよい、できれば800kg以下、出力は150馬力でも十分、自然吸気が最高」、過去にはMR2、MR-Sに乗っていた、つまりミッドシップライトウェイトスポーツカーが好きなのである。
しかしここは米国、ライトウェイトスポーツカーなんざ道に合わない。
舗装はつるつる、路面は波うっていて、あちこち逆バンク。
周りの車はみんなオートマどろどろ運転。
高速道路はまったいら。
そう、この国の道路には車格が大きく、重く、大排気量のどろどろ走る車の方が合っている。
好きな車を選んで問題ない状況
そもそも2016年式 スバル クロストレック(通称赤スバル)を選んだのは、2台目としてバックアップが必要だったからだ。
我が家の旗艦はホンダ CR-V(以前は2013年式、現在は2024年式)なのだが、壊れた・動かない時に家人がそこそこの大きさで運転しやすい車が必要だったのだ。
なので3台目は自分で好きに選んでよい車、を選択できる状況になったのだ。
以上のような状況で、耐えがたきを耐え、忍び難きを忍び、さぁ何にしようかなー。
・・・やっぱ日本車か。
日産ならアルティマ、トヨタならカムリ、ホンダならアコードか・・・もうちょっと何とかならない?
で白羽の矢が立ったのがフェアレディーZ、次点はレクサスIS350FとRC350だった。
もともとZ32のデザインが好きで、米国なら乗ってみたいと思っていたのだが、もう古くて中古の出玉がほとんどない。
Z33はそこそこある、そこそこあるのだが、やはり古くて手がかかりそうなものが多い、メーターも20万キロ超がざらだ。
Z34なら10万キロ弱のそこそこのものが手に入る。
これで言い訳は十分だろうか?