Galileo事始め

ついにGalileoに着手だ。

まずツールだが、https://communities.intel.com/docs/DOC-22226から最新のものをダウンロードする。
筆者の環境はGalileoがGen 2、そのFWが1.0.2、ホストPCがWindows 7もしくは8.1の64bit版で、Software package release version 1.0.4を使用した。
これを解凍するのだが、必ずドライブのルートディレクトリに直接解凍する必要がある。
アーカイブ内のフォルダー構成がだいぶ深いため、どこかのフォルダー内に解凍しようとすると"ファイル名が長すぎまっせ"エラーが出る。
解凍ソフトに因ってはそこで止まってしまい、後の解凍が進まないので要注意だ。


次にデバイスをホストPCにつなぐ。
これも必ず12Vの電源をつないでから、USB接続する必要がある。
ずいぶんと大飯ぐらいなデバイスだ。
つないだら30秒から1分ほど待ってから、ホストPCのデバイスマネージャーを開く。
"GadgetSerial v2.4"というデバイスが見つかるので、これを右クリックし"ドライバーソフトウェアの更新"を選ぶ。
このあと、"(ツールのルートフォルダ)\hardware\arduino\x86\tools"を選択して、ドライバをインストールする。
"(ツールのルートフォルダ)\driver"ではないので、要注意、とんだトラップだ。


ここからは簡単である。
ツールのルートフォルダの下にある、"Arduino.exe"を起動する。
"ツール"->"マイコンボード"から"Intel(R) Galileo Gen2"を選択し、さらに"ツール"->"シリアルポート"で、Galileoのシリアルポートを選択する。
ドライバの導入が終わった段階で、デバイスマネージャーの"ポート"(COMとLPT)"の下に"Galileo(COMポートの#)"とenumerateされているはずだ。
後はArduinoと同じ要領でスケッチを描き、コンパイル・転送すればLチカの完成だ。