Nokia 5.4

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別に元の勤務先に義理立てしているわけではないが、かわいいよBlackberry Key2かわいいよ亡き後、NokiaAndroidスマホ(笑)を使っている。
なんでNokia?というと、Android Oneだからだ。
ja.wikipedia.org
もともとは新興国向けに、機能を絞って、appも簡易版にして、あまり性能が高くなくてもそこそこ使えるものを、というコンセプトだったAndroid One。
「技術的に安くなる」というものが本当に売れないこの業界、案の定ぱっとしない結果に終わって方向転換。
いまでは最新のOS、更新頻度も高く、しかも極力素に近い、余計なカスタマイズや自社app、余計な広告appやバンドルappのインストール一切無しな、漢仕様のAndroidとして提供されている。


まず最初にNokia 5.3を購入した。
必要にして十分な機能、中身は素、メモリーやストレージサイズは十分(RAM4GB/フラッシュ64GB)。
唯一の問題はカメラの撮影品質。
とにかく手振れがひどい。
ちょっと暗いと絵がボケて使い物にならない。
iPhone SE(第二世代)を必ず一緒にもって、簡易な写真撮影はそちらで済ます、という2台体制だった。

で、こちらのNokia 5.4。
48M画素のカメラを謳っているが、そんなのはどうでもよろしい。
大概こういう機能補強版が出る場合には、前の機種の欠点が直されている。
大当たり。
素数うんぬんより、手振れや暗所の撮影品質が大幅に良くなっている。
しかもお値段、約2万5千円、iPhone Proを買う気ならなら4台買えるお手頃価格。
これは良い買い物だった。

One-Netbook OneMix 4 いろいろ設定します

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禿しくデジャブな気がするが、気を引き締めて。
ちなみにこの写真は3/11に着弾して、ある程度設定を済ませた状態で撮っている。
すでにnotepad++やHxDのアイコンがデスクトップに、FireFoxVS Codeのアイコンがタスクバーにピンされているのが見える。

いつも通りWindowsの初期設定は英語で終わらせる。
英語キーボードで言語を日本語で設定して進めると、あらぬところで引っかかることがあるからだ。
Windowsの初期設定が終わってから、言語を日本語に切り替える。
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でもって、英語キーボードをAX105キーボード配列にする。
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お次は右Altに当たっている"全角/半角"キーを左Altに持ってくる。
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最近はCAPS <-> 左Ctrlの入れ替えはしていないので、こんな感じだ。

[HKEY_LOCAL_MACHINE\SYSTEM\CurrentControlSet\Control\Keyboard Layout]
"Scancode Map"=hex:00,00,00,00,00,00,00,00,04,00,00,00,38,00,38,e0,38,e0,38,00,\
  00,00,00,00

この文字列をテキストエディタにコピペして、.regの拡張子で保存した後にダブルクリックすれば勝手に入る。


SDK周り、VS Code、現在Pythonで遊んでいるので、Anacondaも一緒にインストール。
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PC間でソースを共有するためにGitHubが利用できるようにする。
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更にVerilog、相変わらずCyclone V SOCで遊んでいるので、こいつも、Quartus Primeの18.1をインストール。
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その他、Firefox7-zip、notepad++、HxDをいれてどうにか使える状態になる。

諸事情があって、WSLは最近使用せず、ネイティブインストールしたUbuntuを使用している。
WSLでUbuntuを利用したい方は、こちらもどうぞ。
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One-Netbook OneMix 4 着弾!

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何が起こったかはわからないが、4/4発売開始予定のOne-Netbook(壹号本)のOneMix 4が米国時間3/11のお昼に届いてしまった、わーお。

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こんな感じの段ボールで送られてきた。

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化粧箱を開けたところ。


憶測の域は出ないのだが、おそらく量産性評価ロットの余剰を出荷したのではないかと思っている。
スマホやPCなども他の工業製品と同じく、何回かの試作サイクルを経て、設計・製造の成熟度を上げていく。
量産性評価試作は量産に入る前の試作で、量産と同じライン、同じ工具・工員、同じ部品、同じ試験で試作して、工程の最後の不具合つぶしをしたり、工程時間(tact、日立用語ならKT)を計って必要なら短縮を図り、また工程能力指数の最終評価をしたりする。
この時に製造される試作品は、品質的には量産品と全く同じで、社内評価に使われる以外に、いわゆる動作サンプルとして販売チャネルに配布されたり、もちろん初期ロットとして出荷されたりもする。
発売の数か月前にメディアに評価用として渡されるのは量産性評価試作より前の試作品だが、発売イベントでメディアに公開されるのはこの量産性評価ロットだったりする。

ということで、初期ロットの不具合は気になってはいるのだが、1日使ったところでは何の不具合もない、良かった。

MathNumericsを使う

VSでTools -> Nuget Package Manager -> Nuget Package Console

Install-Package MathNet.Numerics -Version 4.15.0

www.nuget.org

using System;
using System.Collections.Generic;
using System.Linq;
using System.Text;
using System.Threading.Tasks;

using MathNet.Numerics.LinearAlgebra.Double;

namespace MathNumericsPractice
{
    class Program
    {
        static void Main(string[] args)
        {
            // initialize the matrix
            var matrixAho = DenseMatrix.OfArray(new double[,] { { 1.0, 2.0, 3.0 }, { 4.0, 5.0, 6.0 }, { 7.0, 9.0, 8.0 } });
            // Obtain inverse matrix
            var matrixInverseOfAho = matrixAho.Inverse();

            Console.WriteLine($"{nameof(matrixAho)}");
            Console.WriteLine(matrixAho);
            Console.WriteLine($"{nameof(matrixInverseOfAho)}");
            Console.WriteLine(matrixInverseOfAho);
            Console.WriteLine($"{nameof(matrixAho)} x {nameof(matrixInverseOfAho)} shall be indentity matrix");
            Console.WriteLine(matrixAho * matrixInverseOfAho);
        }
    }
}

サブノートPC - そうか、チャンドラが欲しかったのか

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このブログは基本「やったことのメモ書き」なので、こういった内容はブログの趣旨にそぐわないのだが、記録として書いておく。


筆者はつねづね「B5サイズで、十分な画面サイズ(当時は10.4" SVGAとしていた)、重量1kg以下で、バッテリーは最低2時間は持つ」ノートPCを希求している。
最近ではもう少し欲が出てきて

  • ディスプレイの解像度はできれば1920x1080(FHD)以上
  • Windows OS(各種開発環境がサポートされているため)
  • 各種開発環境が使えるある程度のCPUパワー、メモリーサイズ、ストレージサイズ

などが加わっている。


最近はUMPCが再興してきてなかなか楽しかったのだが、実際に使いだしてみるとやれ「キーボード配列が特殊すぎる」「赤ぽっちがあれば」などとなってしまった。
新しく発売されるUMPCも「UMPC」と言いながら7" -> 8.4" -> 8.9"と大型化してきている。
UMPCではないが、FXことChuwi Hi10 XRはキーボードサイズ、画面サイズとも申し分がない。
Chuwi Hi10 XRの大きさは262x162mm、つまりほぼB5ノート(252x179、本当のB5は257x182)サイズだ。
そこで思い出したのだが、このくらいのサイズ、つまりB5サイズのノートPCは「サブノート」と呼ばれていたのだ。


最近はすっかり死語になってしまっている「サブノート」、もともとはノートPCのサブカテゴリ―だった。
ノートPCはA4(297x210)もしくはレターサイズ(279.4x215.9)、画面サイズは13-15"で、可搬かつ生産活動が十分にできるPCであり、重さは1.5-2.0kgはあった。
一方サブノートPCは逸般人向け、機能をぎりぎりまでそぎ落とし、B5サイズに押し込んでいた、ただし値段はお高め。
「小さいのに高い」ー日本人としてはこの箱庭発想はアリなのだが、世の中的には無しだ。
ノートPCの値段が下がるにつれどんどん駆逐され、セントリーノと呼ばれるCPUとWiFiチップをセット売りしだしたあたりからほぼ見られなくなった。
その直後ぐらいに、インテルがLPIA(Low-Power Intel Architcture)の名のもとにAtomを売り出し、安いネットブックが出回りだした。
このAtomの使い道の一つがUMPCだったのだが、この辺りでサブノートPCは死亡。


そのサブノート全盛期に、逸般人マストアイテムだったのが、チャンドラだ。
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詳しいことはググって過去記事でも読んで頂きたいが、シリアルポート、PS/2にパラレルポート(FDD用)、VGAポート、PCMICIAスロットは3つ、赤外線ポート、USBとIOてんこ盛りだったのだ。
初代は8.4"のディスプレイ、二代目は9.2"のディスプレイを搭載している。
こんなことしたらバッテリー保たないよ・・・心配ご無用、バッテリーはビデオカメラ用のものを流用していて、しかも2個使いなのでホットで一個づつ入れ替え可能。
もちろん「赤ぽっち」採用。
いろいろな経緯から二代目はThinkPad 235として発売された、まさに「赤ぽっち」なのだ。
お値段、¥235,000-也
手が出ない値段ではなかったが、購入に至らなかったのはなぜだろうか。


筆者はまだ見ぬ理想の「サブノートPC」を追い求めている。