英語版Macbook Airで日本語を使う

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昨年手持ちのPC環境を、職場も含めて英語キーボードにした筆者。
残ったのはMacbook Air 11" (Mid 2013)とコンバートして息子から戻ってきた、Macbook Pro 13" 6-1。
こいつは重く、娘も使うことなので、もっと軽い英語キーボードMacbookを探していた。
幸いMacbook Air 13" (Early 2014)が安価に入手できた。


いくら英語キーボードでも、日本語入力は必要だ。
まずは日本語環境を導入する。
基本的な設定を終えたら、"System Preferences" -> "Language and Region"を開く。
"Preferred Language"の下の"+"ボタンを押し、日本語を選択する。
一度再起動すると、全てが見慣れた日本語で現れる。
日本語入力はメニューバーの星条旗をクリックして、"あ"を選べば日本語入力となる。


当たり前だが英語キーボードには"かな"キー、"英数"キーがない。
これがないと日本語-英語入力切替が不便だ。
そこで、左右のcommandキーを単独で押したときには、"かな"キー、"英数"キーとして動作するようにしてしまおう。
Karabinerを導入する。
https://pqrs.org/osx/karabiner/
dmgファイルをダウンロードし、開いてpkgファイルを開く。
インストーラーが起動するので、指示に従う。
セキュリティ警告が出るので、指示に従って"セキュリティとプライバシー"を開き、Karabinerの実行を許可する。
Karabiner自身はアプリケーションに入るので、"アプリケーション"フォルダーか"Launchpad"からKarabiner Element"を開く。
"Complex Modification"を開き、下の"Add rule"を開く。
開いたウィンドウから上の"Import more rules from the Internet (open a web browser)"を押す。
https://pqrs.org/osx/karabiner/complex_modifications/
このサイトが開くので、"International (Language Specific)"にジャンプして、"For Japanese (日本語向けの設定)"を"Import"する。
筆者がやった時点では、rev 3だ。
これで"Complex Modification"の"Add rule"のリストに日本語用の設定が取り込まれる。
"コマンドキーを単体で押したときに、英数・かなキーを送信する。・・・"の"(+)Enable"を押す。
これで、右commandキーを単体で押すとかなキーとして、左commandキーを単体で押すと英数キーとして動作する。


あとは目障りだったら、英語の設定は消してしまおう。
"システム環境設定"から
"キーボード" - "入力ソース"の英語を消し、
"言語と地域" - "優先する言語"から英語を消してしまう。


これで英語キーボード配列の日本語macの出来上がりだ。