Blackberry Priv用の日本語入力

スターティンググリッドには以下の皆さん。

Simejiは、Baiduうんぬんはともかく、ハードウェアキーボード使用中にソフトウェアキーが非表示にならなので、まずスタート以前です。

ハードウェアキーボード入力(キーバインド)で日本語<->英語入力切替

まず落ちたのが、Google日本語変換。
ATOKは"alt"+"(スペース)"で、Wnnベースの他の皆さんは"↑"+"(スペース)"で切替が可能。

"alt"を押して入力するキーが全て入力できる。

なにをこんな当たり前なことを、とお思いかもしれないがWnnには"alt"+"(何とか)"で当たっているキーバインドがあるため、これと衝突して"4"とか"9"とかの数字などが入力できないものがあるのだ、電話も掛けられやしない。
つい先日までWnn labはこの問題があったのだが、最近の更新でこれを修正したようだ。
落ちたのはnicoWnn。
ついでにnicoWnnはメールなどを開いて、入力可能な状態になってから、実際に日本語が入力可能になるまでのラグもとても大きかった、極めて残念。

symから入力できる記号の種類

これもなにを当たり前のことを、とお思いかもしれないが、ソフトキーでどのくらい対応しているかが肝だ。
Open Wnnは英語入力モードの際に、本当に限られた種類の記号しか入力できない。
"{"や"}"はともかくとして、"\"(円マーク、英語入力ではバックスラッシュ)すら入らないのはちょっとorzだ。
ちなみにOpen WnnとnicoWnnは連文節変換に対応をしていないので、下記の例文を入力すると全てひらがなの列になってしまう。
ほかの日本語入力はほぼきちんと入力が可能だ。


残ったのはATOKWnn labだ。
ATOKは連文節変換の優秀さなど、さすがに一日の長がある。
ただ、日本語入力 -> 英語入力に切り替える("alt"+"(スペース)")と、必ず一文字目はaltが効いたままになる。
さらに問題なのが、記号(symキー)の入力。
symキーを押すと、いきなりソフトウェアキーボードが日本語入力で立ち上がる。
英語入力に切り替え、さらに記号入力モードにして、記号は入力することになる。
しかもハードウェアキーボードに戻ると、日本語入力になっている。
(ダメだ、こりゃ)
一方、Wnn lab。
上記の"alt"+"(何とか)"のキーバンドを問題を回避するためか、"alt"も"↑"も同時押し出ないと有効にならない。
先押しでは有効にならない、というのはこのキーボードサイズではなかなかきつい。
("4"を入力するときは"alt"+"s"で、しかも同時押しですぜ旦那、お察しください)。
さらに稀だが(1)英語入力後にreturnやdelに対してaltがロックされたままになること、(2)英語入力に切り替えた際に、確定している日本語入力が消えてしまうという不具合もあった。
(補記: (2)はおそらくaltがロックされている際に"DEL"を押してしまい、一行削除が実行されたものと思われる)
(こっちもダメだ、こりゃ)

ということで、現在のところはATOKメインで、英語入力が主になったらBlackberry Keyboardに切り替えて使っている。
ちなみに確認に使用した文字列は、
日本語(第104回日本語ワープロ検定試験問題4級)


なぜリンゴは、時間が経過すると切り口が変色するのでしょうか。
英語(C言語Hello World)

#include
int main(int argc, char* argv[])
{
printf("Hello Aho\n");
return 0;
}

(追記 on 20161006)

この記事を書いた後にWnn labの更新があり、altロックの不具合が解消された。
相変わらず"alt"も"↑"も同時押し出ないと有効にならず、先押しでは有効にならないという問題はあるものの、この不具合の解消だけでも大分使いやすくなった。
変換があまりお利口ででないのも、Wnn Lanの"設定"->"外部アプリ連携->"外部変換エンジン"としてGoogle Japan Inputを有効にすることで、だいぶ補完された。
ということで、ここしばらくはWnn Labを使用している。
最近、Wnn Labの英語入力モードでカンマが「、」に、ピリオドが「。」になってしまう問題があったのだが、Blackberryキーボードの更新が悪さをしていたようだ。
Blackberryキーボードの更新をアンインストール("設定"->"アプリ"->"Blackberry キーボード"で上の"・・・"メニューからを"アップデートのアンインストール"を選択)したら、直った。