Windows8/8.1でデスクトップの論理解像度を変更する

8" Windows8.1タブレットDell Venue 8 Pro。
片手で持ててModern (旧Metro) UIでは大変使いやすいのだが、デスクトップを利用すると字、アイコンがあまりにも小さい。
Windows8以降では、Modern UIのUIコンポネントやレイアウトが、画面の物理的な大きさと空間解像度にあわせて拡大・縮小される、いわゆるスケーラブルUIだ。
一方、Windowsのデスクトップは、Windows8も含めて通常96PPIを基本に設計されている(興味のある方はこちら)
このため、デスクトップ用のUIとして設計されたメニューやアイコンの操作は、Dell Venue 8 Proの空間解像度(189PPI)では困難を極める、2倍近い空間解像度ということは、アイコンのサイズが1/2になるということだ。
#ちなみに最近発売されたNexus 7(2013)は323PPI、Amazon Kindle Fire HDX 8.9に至っては339PPIなので、Dell Venue 8 Proのディスプレイは空間解像度として極めて高いわけではない。
#しかしAndroidでは開発者モードを除いて、全てがスケーラブルUIの中で閉じて設計されているので、このようなドット数ベースで設計されているUIの問題が顕在化しにくい。


こんなときは、デスクトップの論理解像度を変更する。、
"コントロールパネル"->"ディスプレイ"でサイズを"中(125%)"とすると、老眼の筆者も、Dell Venue 8 Proでだいぶ楽にJaneが使える(また2chかい)。
もちろんこれは論理解像度がディスプレイ自身の解像度より低くなるため、いわゆるdot-to-dotの表示ができなくなる。
高解像度好きな方にはお勧めできない。


ひとつ面白い発見があった。
Dell Venue 8 Proで"中(125%)"としてもClientの解像度は"1280x800"のままである。
表記通りであるのなら、"1024x600"の解像度になっていてもおかしくはないのだ。
ちなみに筆者のWindows7のデスクトップで同じことをやっても、Clientの解像度はネイティブの1920x1080ままで、"大(150%)"とすると1280x720となる。
もちろんこれは正しい(1920 x 1080 / 150% = 1280 x 720)のだが、"中(125%)"の処理はどうなっているのかい?