車を買う−その1

米国で車を買うのは、とても簡単で、しかも早い。
基本的には、車屋に行って気に入った車があったら、お金を払えばその場で乗り出せる。
なので、「いついつ買うつもりなのです」なんて客はまともに相手をしてもらえず、出直してこいといわれるので、注意。
さて、上記で「金を払えば」と書いたが、当然現金は受け付けてくれない。
リースやローンを勧められるのだが、社会保障番号も無い人間は、ローンも組めない。
したがって、またしても銀行のお世話になることになる。
今回は手付金をデビットで支払い、後日残額を振込みで支払うことにした。


次に金額である。
車には正札がついているが、これはディーラーごとに変わる。
日本のように、子会社のディーラーがあるわけでなく、各自動車メーカーの認定ディーラーもあれば完全な個人ディーラーもある。
今回筆者は日本車を買うことにしたので、そのメーカーの認定ディーラーで購入することにした。
最初は、何事も安全、安全にした方が、楽でよい。
ちなみに米国では
http://www.kbb.com/
に行くと、中古車も含め車の価格の相場が出るので、あまり交渉の必要がない。
また最近の中古車であれば、車体番号から走行距離、修理履歴までわかってしまうので、これまた便利である。
なので、実質的には交渉をする必要がない。
問題はオプションである。
筆者が購入したディーラーでは、B/B/R/Rの延長補償を$2,200で提示してきたのだ。
先人に伺ったところ、これはあった方がよいとの事なので、オプションとしてつけることにした。
これ以外には、石撥ねプロテクターとフォグランプをつけておしまい。


最後は登録(DMV)である。
登録には住所の証明が2件必要である。
日本であれば、印鑑証明に住所の記載があり、それを以って住所の証明になっている。
米国には住民票や印鑑証明なんぞありゃしない。
なので、支払いの請求書が住所証明になるのだ。
#これはのちのちあちこちで使うので、覚えておくと便利だよ、明智君。
筆者の場合、住居の契約書と、電気の契約書で事足りた。