住居を借りる−その1

さて、お金の準備もできたし、いよいよ住居を借りる。
このブログを読んでいる皆さんは、何が住居を決めるファクターだろうか?
職場からの距離、場所(ブランドね)、きれい、新しい、家の大きさ、設備、家賃、スーパーなどが近い、駅に近くて便利、などなど。
海外に住む場合には、治安というももの考えに入れなくてはならない。
筆者はコブ付きなので、どの学校にガキどもを放り込むか、というのが第一命題であった。
筆者の転居先は、日本と同様に住む場所で行く学校が決まってしまうのだ。
しかも米国は、高校まで義務教育でスライドで上がっていくので、どの学校の学区に住むかはとても重要なのである。
幸い転居先に知り合いが多くいたので、どの学校がよいかという評判を事前に聞くことができた。
これがまたみな判で押したように、○○と勧めてくれた。
いい場所で、治安もよいのだけど、人気が高くて、賃貸物件が少なくて、高いのよねー。


さて、これで当たりをつけた上で、次は業者探し。
何でも、ここ最近では、賃貸は自分で物件を探して、直接大家もしくは管理会社と交渉するのが主流であるとのこと。
実際に、物件が掲載されているwebサイトを紹介されたが、うーむ、あまり物件がなく、確かにググって見つかるのとあまり変わりない。
それでも、無理をお願いして、知り合いの紹介で通常は不動産売買をしているブローカーの方に入ってもらった。
非常に丁寧な方で、車に乗せてくれて、物件を一軒一軒回ってくれた。
もちろん、場所場所で適当な説明、管理会社との交渉もしてくれた。
このおかげで、晴れて異動して2週間ほどで入ることができる物件を見つけることができた。
1200ft^2、目的の中学校の学区、3ベッドルーム、お家賃××・・・
いや、決して高いほうではない。
Bay Areaに比べれば面積比2/3とか1/2ですよ、でもある程度の出費でざんす。


次に契約である。
まず、契約にあたり身元調査がされる。
筆者の場合、米国で何の記録があるわけでなし、しかしやられる。
しかもこの費用は、こちらで、大人一人当たりいくら、と支払わなくてはならない。
ここで、出てくるのが先ほどのMoney Orderになる。
申込書を書いた後(もちろんwebで申し込み)、銀行にとって返してMoney Orderを作ってもらい、管理会社に渡す。
2-3日で調査が終わり、問題が無ければ晴れて正式な申し込みになる。
この際に、Depositeを要求される、いわゆる敷金である。
これもクレジットレコードがあれば$200-300で済むのだが、はい何もありません、一か月分の家賃ですorz。
またしても銀行へ、今度は額が大きいのでCashes Checkになる。
これが受け取られると、初めて契約を結ぶ。
日本と同じで、何がなんだかわからない書類も含め、サインサインサイン。
この契約書に管理会社もサインをすることで、ようやく契約が結ばれる。
最後に、一か月分の家賃を支払って、ようやく鍵が引き渡される。
もちろん、最初の家賃もCashes Checkである。
2ヶ月目以降は、銀行口座があれば自動引き落としの設定が可能になる。