電卓を新調


10年以上愛用していたHP-48GXが遂に壊れた。
"ON"キーが反応しないのである。
"A"キーの上を押すと動作する。
どうもよく知られたパターンの故障であるらしい。
しかし、HP-48GXの修理は至難である、DSのようには行かない。


こんなときのために、HP-48gIIをバックアップとして購入してあった。
さっそく、本格運用を始めたのだが、どうにももっさり。
HP-48GXのように計算に時間がかかるというのではなく、キーの取りこぼしなど基本動作がおぼつかない。
#HP-48GXはあの世代にしては十分に早い電卓である、念のため
HP電卓の師匠に連絡を取ったところ、その日のうちに救急パックを発送してくれた。
HP-48GX、HP-39g、HP-50gの3台入りという豪勢なものである。
しばらく試してみたところ、HP-50gは、HP-48gIIと同じフォームファクターでありながら、パフォーマンスが段違いによいことがわかった。
キーの取りこぼしなど皆無である。
早速アマゾンで発注。

hp 50G F2229AA ABA

hp 50G F2229AA ABA

上記は、その歓迎会の模様である。
下段左からHP-15C(オリジナル)、HP-50g、HP-39g、HP48gII、中段HP-32SII、HP-42S、上段HP-35s(復刻版)、HP-48GXである。
救急パックに入っていたHP-39g以外は、すべて筆者のものである。
HP-48GXには栄誉退役をお願いすることにした。


なお師匠より、HP-15Cの30周年記念モデルがこの秋に発売になると、連絡があった。
何でもオリジナルの100倍速いらしい、これは買わねば。
師匠は10台買うので、1000倍速いだろう・・・