iPadとの生活2

まずPIMのうち、連絡先とカレンダーである。
特別なアプリではなく、標準のものを使用していた。
標準でないのはデータベースの構成方法で、Google Calendarと連絡先を使用していた。
Gmailを使用している前提で、設定は以下のようにする。

  • "設定"->"メール/連絡先/カレンダー"で、”アカウントを追加”
  • "Microsoft Exchange"を選択
  • "メール"にGmailのアドレスを入力、"ドメイン"は空欄、"ユーザ名"と"パスワード"はGmailのものを入力
  • "次へ"を押すと、"サーバの設定"が現れるので"m.google.com"と入力、ついでに"説明"を"Google Calendar"などと変更
  • "同期する内容を"連絡先"と"カレンダー"にする

これでGoogle Calendarと連絡先の情報がiPadと同期するようになる。


ついでに、連絡先も充実させてしまおう。
もし、Gmailの連絡先が空っぽの場合には、とりあえずテンプレート代わりに自分の分でも入力する。
次にGmailの連絡先を選んだら、"その他"->"エクスポート..."を選択する。
"Google CSV"形式を選択すれば、現在の連絡先がすべてCSVで出力される。
エクセルなどでCSVを編集して、いろいろ情報追加する。
出来上がったCSVを、今度は"その他"->"インポート"とすれば、Gmailの連絡先として取り込まれ、それがそのままiPadにやってくる。
こちらも参考になるだろう。
いくつかのtips

  • Gmail上で編集すると読み仮名や氏名、電話番号などがうまく入らないことがあるのでCSVで入力してしまうのが吉
  • 電話番号は"090 xxxx yyyy"のようにすれば文字列で入る、数字で入ってしまうと頭の"0"がなくなる
  • 同国番号、"+81 90 xxxx yyyy"
  • "work"など、同一のタグに複数の情報(メール、電話番号)を登録する際には、デリミタとして" ::: "を入れる
  • インポートする際には"会社関係"、"個人"などグループ別にしておいて、それぞれをさらに"My コンタクト"グループにも追加すれば、iPadに同期する、同期させたくないグループは、"My コンタクト"グループに追加しない


もちろん会社でOutlookを使用していて、Exchangeサーバが立っていれば、それらと同期をすればよい。
しかし個人でもOutlook-Exchangeサーバと同等の機能を、無料で使用できるのがクラウド(笑)のよいところだ。