アルゴリズム体操は本来いつするのか?

筆者は大学で理学(物理学)を専攻してしまったため、アルゴリズムとデータ構造の授業なんぞはなかった。
いや、実際には他の学科の授業に潜って、ちょっとやってはいたのだが。
本来、情報学科では、何時ごろこういった頭の体操をするのだろうか?
ちょっとググってみると、学部の二年次、つまり専門科目の第一歩としてやるようである。


そのころ筆者はといえば、シュレーディンガー方程式とマクスウェル方程式と、四苦八苦していたころである。
学校出てから十余年、まだ覚えちゃいるが、使う用がない。
大学で習ったことで現在も役に立っていることといえば、一般教養の微積分と線形代数、特に偏微分と行列の取り扱いだろうか。
これは、特に多次の応答の解法を簡便できるので、モデルに基づいた数値処理演算を組んだり、それを簡略化するのに、未だに役に立っている。


世に出て仕事をするようになってから、ポインタのポインタや、関数ポインタ、C++も覚えたし、OpenGLもやった。
明らかに、大学の専攻分野を間違えた。
思えば、小学生でZ80のハンドアセンブルをやっている段階で、道は決まっていたのかもしれない。