ノートPC歴その4 InterLink MP-XP7310

  • P-M 1GHz
  • RAM 768MB
  • HDD 40GB
  • 8.9" WSVGA (1024x600)
  • W225xD152xH29.5mm3
  • 0.9kg

モバイルPIIIやCrusoeをすっ飛ばし、いきなり本命のP-M導入である。購入時はLOOXVAIOの仕様書の間をまさに右往左往したのであるが、結局は一番フットプリントの小さい、犬リンになったのである。
性能的にみれば、正に十二分。無線LAN内蔵、十分な画面サイズ、小型、そして全くストレスを感じさせない性能。各種ビデオをDivXに変換し、ここで初めてパーソナルエンタテイメントシステム持参の出張が可能になった。ビデオのトランスコードでは若干の性能不足ではあったため、犬リンはほとんど夜もフル稼働であった。

しかし、大きな問題があった。あまりにもフットプリント優先で選択したため、キーピッチが極端に小さかったのである。当時はSigmarion IIIも併用していたため、購入前には何とかなるだろうと考えていたのである。犬リンのキーピッチは16mm、しかも周辺キーはかなり小さなキーである。前機種のPCG-C2GPSは17mmピッチ、さらに会社で使用していたThinkPadX24はいわゆるフルキーピッチ、18.5mmである。小さな差であったが、それが大きいと気がつくのに、それほど時間はかからなかった。犬リンは、わずか4ヶ月ほどで友人に引き取られていったのであった。