N800について(その5)

さて、お待ちしておりましたの、Skypeである。
この2007年7月のITOSアップデートで、ついにN800にSkypeが導入された。
ちょいと不思議なことに導入にあたって、SkypeUIと呼ばれるパッケージを導入しなくてはならない。
じつはこのパッケージは、ITOS updateの前日からNokiaの公式レポジトリに登録されていたのだが、"いくつかのライブラリのバージョンが合いません"エラーで、導入することができなかったのだ。
当然今回のITOSのアップデートで、導入することが可能になったのだ。


さてさて、導入すれば、あとはSkype name、パスワードを入力すれば、使用可能になる。
PCで利用しているSkype自動起動+パスワードを記憶となっていたため、パスワードを思い出すのに苦労するのはいつものことだ。
如かして、Skypeが起動すれば、コンタクトも自動でインポートされるので、普通にSkypeで電話したり、チャットしたりができるようになる。
テスト用として、息子のSkypeアカウントを取り、息子のPCにSkypeをインストールした。そして息子と電話、チャット。3DKのアパートでアホか・・・


非常に残念なのがVideo Callに対応していないことである。
N800にはGoogleTalkもついており、こちらはVideo Callに対応している。
しかし、PC用GoogleTalkはVideo Callには対応してない。
Festoonという会社がGoogleTalk - Skype間でVideo Callを実現するplug-inを出していたようなのだが、いまやサイトにアクセスすることもできない。
実は海外出張中に、N800だけで息子にロハでVideo Callできるかと期待していたのであるが、息子のPCとVideo Callをすることは、同じ家の中でさえ、いつまで経ってもできなかったのである。
頼むNokiaよ、何とかしてくれ!
ということで次回リリースに、早くも期待が高まるのであった。


ちなみに、その後同僚とも試して、電話とチャットは完璧に動作することを確認したのであった。日本語化してあれば、日本語チャットも問題なし。