N800について(その3)

久しぶりのファームウェアのアップデートによりN800が初期化されたため、初期設定をやり直すことになった。
おかげで思い出したのだが、携帯電話のパケット通信のベアラ設定は、ほぼ自動化されているのであった。
最初に電源を投入すると、使用言語、日時や本体の名前を設定するのだが、その次にBluetooth経由での携帯電話とのペアリングを設定することになる。
これが完了すると、自動的にパケット通信のベアラ設定にいくのだが、これが携帯電話会社ならではの、良い作り込みで、N800が自動でBluetooth経由で携帯電話のSIMのプロファイルが読み出し、使用国、オペレータを確認するだけで、パケット通信の設定が完了するのだ。
これは楽チンである。


さて、何度も言うように、N800はインターネットタブレットである。
インターネットといえば、webブラウジングが最も重要、かつ使われるアプリケーションであろう。
N800はOperaが実装されており、日本語化キットを導入すれば、日本語を読むことも、入力することも問題なくできる。
なぜか、http://www.2ch.net/2ch.htmlのメニューが化けるのだが・・・
主要なサイトは問題なく見ることができる。
たとえば、http://www.yahoo.co.jp/などは、絶対的な大きさを除いて、PCのブラウザで見ているのと違わぬものである。
また、本体上部に、3つキーが付いており、これによりフルスクリーンモードにしたり、画面の一部の拡大、もしくは画面全体の縮小が可能である。
通常N800は、画面左側にN800のメニューバー、上部にアプリケーションのメニュー及び、N800のツールバーが表示されているが、フルスクリーンモードにするとこれらが消え、横800をフルにwebブラウザで使用することができる。
場合場合で使い分ければ、この物理的なサイズでのwebブラウジングも、全く困ることはない。


さて流行のインターネットといえば、http://www.youtube.com/http://www.nicovideo.jp/であろうか。
これらのサイトも問題なく閲覧できる。
もちろん、パフォーマンスは限定されるので、ビデオのフレームレートが若干落ちる、ニコ動のコメントが落ちるなど、完全ではないものの、"ちょい見"には十分なものであろう。