GPD Pocketのホールセンサーの誤作動で、スリープさせたのに蓋を閉じると勝手に復帰してしまい、がんがんバッテリーを食ってお困りの貴兄に

  • "コントロールパネル"を開く
  • "システム デバイス"ツリーの"ACPI Lid"を右クリック
  • "ドライバーの更新"を選ぶ
  • "コンピューターを参照して・・・"を選ぶ
  • "コンピューター上の利用可能なドライバ・・・"を選ぶ
  • "互換性のあるハードウェアを表示"のチェックボックスを外す
  • "製造元"から"マイクロソフト"、"モデル"から"ボリューム マネージャー"を選択
  • "次へ"を押して、ドライバを置き換える

Facebookのユーザグループページによると、どうもハードウェアの不具合のある個体があり、この症状を呈するようだ。
もちろん、「ヘンピンコウカン」の呪文を唱えてもよいのだが、もし蓋を閉めてスリープができなくてもいいや、電源ボタンを押しゃあいいじゃん、という人がいれば、上記のようにしてデバイスを黙殺してしまえばよい。

スリープさせたGPD Pocketが勝手に復帰してディスプレイが点灯し、がんがんバッテリーを食ってお困りの貴兄に

  • "コントロールパネル" -> "電源の設定"を開く
  • "プランの設定"を選ぶ
  • 例えばバッテリー駆動の"ディスプレイの電源を切る"と"コンピューターをスリープ状態にする"を適当な値(3分とか)にする
  • "変更の保存"を押す

どうも一度これを書き換えれば、あとは元の"適用しない"に戻しても、スリープから勝手に復帰することがないようだ。

Visual Stdio 2015も動きます、GPD Pocket


Suface Pro 3との比較、どちらも150%拡大設定。
Surface Pro 3は267PPI、GPD Pocketは323PPI、実効200PPI弱のSurface Pro 3が老眼の筆者には限界だ、GPD PocketでフルのIDEはむりむり。
ちなみにコンパイルなどの処理は十分使える程度、ただしストレージの速度が遅いのでプロジェクトを作ったり、開いたりの作業はちょっと待たされる。

GPD Pocketのmicro HDMIで外部出力


FHD(1920x1080)のモニターで正常に動作しますが・・・スケーリングのせいでVirtual Boxはまぬけなほど字がデカい。

Virtual BoxでLinux Mint 18.1 on GPD Pocketーその1


PCとしてはあまりに小型・高精細なディスプレイを搭載していて、「見ろ、人がゴミのようだ」なGPD Pocket。
OSはWindows 10かUbuntuを選択出来るのだが、どうせならどっちも使えた方が楽しい。
デュアルブートは夢だが、ドライバで苦しんだり、そもそもインスコできないこともある。
そこで奥さん、Virtual Boxで仮想マシン上で動かせるようにしようじゃありませんか。


基本はこちらに書いてある通りだ。
Windows 10上でもそんなに変わらない。
今回はメモリー・CPU資産が豊富なので、

で設定した。
LinuxUbuntuでなくLinux Mint 18.1を使用した。
それと、今回は高精細なディスプレイを加味して、表示倍率を200%にした(VM設定の"ディスプレイ"タブにある)。
さてうんしょ、うんしょ・・・ちゃんと入ったぞ。
おうおう、GuestAddtionsもちゃんと入った。
いつもどおり、起動 <-> シャットダウンのループもできる。
geditとbuild essentialも入れたぞ。
・・・
あれ?ホストOSがちゃんとシャットダウンしないんだけど。


ここから格闘すること2日間。
どうもGPD PocketはVirtual BoxのUSBやネットワークのドライバを入れると、ホストOS(Windows 10)がちゃんとシャットダウンしなくなるようだ。
電源断の手前までは行くのだが、電源ボタンの白色LEDが点いた後、通常なら5-6秒でこのLEDが消えるはずが、消えずにずっと点いているのだ。
とうぜんそのままでは再起動はしないので、電源ボタン長押し5秒で電源断する必要がある。
BIOSの設定では?と言われて、BIOSメニューを開くも、設定項目がほとんどなし。
ということで、しばらくはこのまま使うしかなさそうだ。


果たして「見ろ、人がゴミのようだ」・・・ディスプレイ200%拡大でも文字が小さい。
Linuxも96DPIで設計されているWindows PCを流用する前提になっているのだから、当たり前か。
コンソールなんか読めねー。
もともとterminalは8ポイントくらいなので、sudo apt-get updateってタイプすると米粒。
そこで、Terminalもgeditもフォントサイズを変更。

  • Terminal:"編集" -> "設定" -> "外観"タブからフォントサイズを12pt
  • gedit:"編集" -> "設定" -> "フォントと色から"フォントサイズを15pt

で上記のような表示になる。

GPD Pocketにヒンジクッションをつける

MacBook Air驚栗くりくりくりそつなGPD Pocket。
なかなかよい完成度なのだが、ディスプレイとキーボードの間の隙間がちょっと微妙だ。
ディスプレイの保護ガラスとキーボード側アルミ筐体の隙間が空いていて、筐体のトラックパッド側の盛ってある部分と保護ガラスがなかなか豪快にぶつかる。
あまり気持ちがよくないので、家にあるフェルトでヒンジクッションをつけた。
日本ならシリコンゴムとかよい素材があるのだろう−どこかで作ってくれないかしら。

GPD PocketでDELキーとBSキーを入れ替える


"自己責任"、"「転んでも一人で起きる」"の意味がわからない方は、以下の記載の事柄は適用しないように、お願いいたします。

GPD PocketでキツいのがBackspace(BS)キーの位置だ。
通常配置のキーボードならBSキーは数字キーの並びにあるので、ここにあることに問題ない。
しかしこの変態配置キーボードにして、大きさといい場所といい絶妙の位置に・・・DELキーがいる。
BSを叩こうとする度に、気がつけばDELキーを叩いている。
まづい。
ということで、こいつもレジストリーをいぢって入れ替えることにした。

  • regeditを開く
  • HKEY_LOCAL_MACHINE\SYSTEM\CurrentControlSet\Control\Keyboard Layoutにバイナリ値"Scancode Map"を追加する
  • 追加した"Scancode Map"に以下のバイナリ列を入力する


ちなみに以下を入れると

  • 右Altと左Altを入れ替え(AX105キーボード用、英語キーボードで"全角/半角"キーを左Altで出せるようになる)
  • Capsと左Ctrlの入れ替え
  • BSとDELの入れ替え

が入る。

[HKEY_LOCAL_MACHINE\SYSTEM\CurrentControlSet\Control\Keyboard Layout]
"Scancode Map"=hex:00,00,00,00,00,00,00,00,07,00,00,00,1d,00,3a,00,3a,00,1d,00,\
  38,00,38,e0,38,e0,38,00,0e,00,53,e0,53,e0,0e,00,00,00,00,00